世界の中心でHateを叫ぶ

「キライだと言えない社会の淵で」

2016-01-01から1年間の記事一覧

回転するセカイ。

なにかを嫌うこと、否定することは本来一定のエネルギーを必要とするものだと思う。 さらにそれを他人に訴えようとするなら否定するだけの理屈なり理由がいる。 でも簡単に相手を否定しようと思えばそこに労苦はない。 「生理的にキライ」だけでいいのだ。 …

「無垢」という曲から連想したこと。

昔から自己肯定能力が低いことを自認している。 グループ内で意見を出さないとか人に従うと言ったよく聞く「日本人的和を尊し」ではなく、 自分の意見を持つことに罪悪感を覚えるというさらに一歩下がったものだ。 もしくは自分の行動や意見で人が動くこと・…

ひとつの流れが終わることを予感する歯車が回ること。

集団として危機的な状況にあることを認識し、 その解決策として現実を直視するのではなく正論や昭和の感覚で物事を乗り切ろうとすること。 据え置かれたひな壇で現場のことを理解せず、さらに現場の努力が足りないからだとのたまう人形。 終わるな。 勘では…

正義とやら。

人と人が群を成して勝利を目指す時に感じること。 それはおのずと価値観の違いだ。 チームで勝利を目指すために個々の力が必要なことは言うまでもない。 その上で団結という能力が付加され、さらに達成に近づくものだ。 ただ共通の目標が「勝利」という形だ…

いつかこの恋を。

今回の月9、すごくいい。登場人物の掘り下げ方、少ない台詞、映像の質もすごく好みだ。彼が電話してるシーンで不覚にも涙腺が潤んだ。いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう1作者: 坂元裕二出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2016/02/26メディア:…

家と屋の違い。

献金とか責任とかもういいじゃん。 誰だってそういうことありきであのお仕事やってるわけだし、 そこにたかる蟻がいて成り立つ商売もあるってだけの話じゃん。 だいたい高い志を持って世を変えようと本気で思ってる政治家なんてマンガの中にしかない話で、 …

偶像はただ静かに死を待つ。

世の中の多数派がすべて正しいわけではない。 でも既得権益の他に自らの希望という名の欲を他人に被せて満足する輩がいる。 そこで黙殺されるのはいつも沈黙を守る偶像で、 偶像に意思や選択の自由は許されない。 首を縦に振ること。 前を見据えること。 考…

古き良き悪しきツワモノども。

いやーなんていうか自分みたいに芸能ニュースとか普段興味ない人間でも これだけ毎日不倫だの独立だの解散だの脱退だの謝罪だの騒がれてれば思いますよ。 ゲーノー界もやっぱり会社なんだねって。 それもかなりブラックな古き良き企業体質の典型だなって。 …

能力の限界と満たされた人生とやら。

雪に悩まされていつもの倍時間をかけて出勤したらこの体たらくか。 いつもながら同僚(主に後輩)の仕事ぶりには悩まされる。 世代的なコミュニケーション不足や感情の乏しさなんて 今さらどうということはないが(諦念である)、 頼んだ仕事を平気で「忘れ…

今さら論じられる正義。

廃棄カツの転売や悲惨なバス事故。 識者やコメンテーター(そもそも定義が曖昧な連中)は嘆く。 企業の倫理観とやらを。 なにか事故が起こったりネットで騒がれたりするたびに 特定の業種に対して腐敗した現状がことごとく叫ばれ、 以前からの組織体質とさも…

罪悪感について。

いつもなにかに急かされて生きているつもりはない。 それでも、人を待たせることにとてつもない罪悪感がある。 何年も一緒に仕事してる後輩に対してもそう。 家族(しかも子ども)に対してまでそんな瞬間がある。 早く仕上げて次の仕事の指示を出さなくては…

失はれる物語

テレビやスマホをつければ知りたくもない不幸な話やいたたまれない話を見聞きすることがある。自分の人生において実際に関わる人々のことしか考えなくてよかったら、それもある意味幸せなことかもしれない。でも私たちは日々変わりゆく世の中を受け入れて、…

偏見と慈愛に満ちた美しき人生。

父親がそうだったけど、自分ももれなく賭け事全般が苦手だ。 よく解釈すれば無駄なことをしないし、悪く言えば冒険心が全くない。 この歳まで宝くじはおろかパチンコすらやったことがないと言うと大概驚かれる。 (だからわざわざ口外しない) 昔実家の近く…

国民的解散とジャパネットがもたらしたもの。

はい、言うまでもなく国民的アイドルグループとやらの解散(独立?)話です。 昨夜テレビつけたら報ステやZEROまでトップニュースがこれだよ。 ありえない… ボウイが亡くなった話ならまだ分かるよ。 でもアイドルグループの解散だよ? しかもまだ噂の域を出…

乗客に日本人はいませんでした。

なんか今日はやたら歌詞が頭に浮かぶなぁ。 洋楽好きがカッコいいなんて思ってたのは若い頃の話で、 もちろん自分で弾くなら今でも洋楽的なサウンドの方が好きなんやけど 最近はずーっと日本のバンドばっか聞いてる。 んでもってそういう歌詞って不意に頭の…

僕を憎んだあの人は愛してもくれた人かもな。

たまには短い文章でも。 愛したことがある人を時を経て憎むことはある。 その憎悪は愛情を裏返すと言えるほど深いものに変わることがある。 大きな感情を人に対して向けるってやっぱり大きなエネルギーが必要なもので、 それが愛情であれ憎悪であれ自分自身…

新成人という名の産物。

不倫の次は結婚で成人式。 新年からネタには豊富なわが国ニッポン、大したものである。 確かに露出に興じる若者(あえて言うがバカ者ではない)を映すテレビがいなくなれば あーゆー騒ぎは多少治まると識者はのたまうが、果たしてそうか? あーゆー輩がテレ…

加害者と被害者と傍観者。

いつどこにでも叩かれやすい人がいて、叩く人がいて、それを見ている人がいる。 これって週刊誌にとどまらず実際に誰にでも経験があることだと思う。 学校はもちろん社会に出てからもいじめってあるし、 大きく報道されるのはほぼ亡くなった方。 今さら加害…

チームという名の決定的に欠けた視野。

だからテレビって好きじゃないんだよ。 特に祝日月曜なんて見てれば朝からどうでもいい芸能部分だけを薄めて伸ばしたみたいなニュースの拡大版。 こんなの毎日朝から見てる主婦層(と限定するつもりはないが)なんて、 そりゃアタマもヌルくなるわ、と思う。…

不倫は文化じゃないけど犯罪でもない。

同じネタを引っ張るのもそんな好きじゃないけどあまりにも目についた。 ベッキーの不倫報道、ちょっとヤリ過ぎじゃね? まぁイメージが大事ってのはわかるよ、そりゃ。 でもそれって公共の場に出て謝ることじゃないやん。 直接相手に言えばいいことだし、し…

不倫と戦争と女という性

また朝から不倫ネタかよ。 清純派だろうがなんだろうが恋愛くらいしてもいいだろ。 バレなきゃOKなんて擁護するつもりもないが、要はそういうネタでしか売りを掴めないメディアと そういう下種なネタを喜ぶ聴衆がいてから成り立つ図式。 ああ平和だなニッポ…

星はひとつじゃない。

スポーツ放送を嫌いな理由の一つとして、スター選手にスポットを当てるというのがある。 甲子園であれフィギュアスケートであれラグビーであれ、マスコミはとかく一人の選手にフォーカスを絞る悪癖がある。 たしかにチームの中でも稀有な才能を持っていたり…

ドラマになる生き方。

正月特番もぼちぼち淘汰されてきて、また来週ぐらいから連ドラがはじまるなーと思ってる。 スポーツ観戦も含めあれだけテレビ嫌いを公言しながらドラマはアリなのだ。 だって小説好きだし、ストーリー性があれば感情移入もできるじゃん。 とは言ってももちろ…

よくあるfacebook嫌いってやつ。

昼間になにげなくネット見てたら、 facebookのアカウントって削除じゃなくて利用停止になってるだけのこともあるって記事を見つけた。 2年くらい前になんだかめんどくさくてアカウント消したつもりだったんだけど もしかしたら自分も利用停止にしてるだけな…

根性論という名の美学。

正月もやってましたね、箱根駅伝。 夏の甲子園と並んで嫌いな風物詩の一つです。 まぁ理由はよくある「苦しくても頑張って皆で優勝しよう」的な雰囲気。 この二つに限らずスポーツってだいたいカネの匂いがしないものなんて皆無で、 プロ野球やJリーグはちゃ…

振り返ることと降りかかること。

年末年始はだいたい音楽番組を見る。 流行りの曲が好きなんじゃなくてお笑いが嫌いなだけ。 何でもかんでも古き良きものが好きなわけじゃない。 昔からお笑いは嫌いだったし、特に最近のものは下世話な笑いを取ろうとする芸人さんが多いような気がして見る気…